ADSLからドコモ光への乗り換え方法

「もうすぐADSLは使えなくなりますよ」「セット割にすると光が安くなりますよ」と言われると、人は心が揺らぐもの。そんな方はADSLからドコモ光に乗り換えようか考えている方もいるはずです。でもADSLから光への乗り換えって、疑問点がいっぱい。そんな方のために一つずつ解説していきます。

 

ADSLから光に乗り換える方法

ADSLはアナログ回線を使用してネットを利用しています。それをドコモ光に変えるとなると、家庭に別途光ファイバーケーブルを引き込まなければなりません。今までずっとADSLを使ってきたなら、その家庭には光ファイバーケーブルはきていないことになります。

 

光ファイバーケーブルの宅内への引き込みは、光ドコモが直接工事をするのではなく、業者に委託します。そのための費用が別途必要となり、キャンペーンで割引されていなければ全額利用者が負担しなければなりません。

 

ドコモ光の初期費用は、キャンペーンで無料となっている時期があります。それ以外は別途確認が必要です。

・屋内配線工事が必要・・・戸建18,000円、マンション15,000円
・屋内配線工事が不要・・・戸建て7,600円
※すべて税抜き価格です

屋内配線工事が必要ないというのは、屋内に光ファイバーケーブルが通っている場合です。マンションですでに入っている場合もあるため、確認しておきましょう。戸建てで初めてADSLからドコモ光に乗り換える場合は、屋内配線もないはずなので最大の料金である18,000円を想定しておいてください。

 

まずはドコモ光への申し込み

ADSLの解約を先にしてしまうと、家庭でネットが使えない日が出てきてしまうため、普通はドコモ光の申し込みから行います。ドコモ光は新規参入の光サービスのため、申し込みが殺到し、工事が順調に進んでいないのが現状です。2017年1月現在で契約数が300万件を突破したと発表されています。

 

ドコモ光で申し込むと、工事日が確定します。工事日は確実に工事を行う日と考えておいて大丈夫ですが、混雑状況によって後日変更になることもあります。申し込んだ日に提示された工事日は、ほぼその日に工事が行われると考えておきましょう。

 

工事日が決まったら、その日に合わせてADSLの解約を済ませておきます。ドコモ光の工事日を伝えておくと、その日に合わせてADSLサービスも止めてくれます。多くのADSLサービスでは月末のしめとなり、月の途中でドコモ光を使っても、その月の最終日までADSLも契約しているため、万が一工事日がズレ混んでも問題ありません。

 

ADSLへは自分で連絡する必要があり

ドコモ光はご自分で申し込みをすると思いますが、ADSLへの解約連絡も自分でやらなければなりません。ドコモ光が勝手にADSLの解約もしてくれるわけではないため、勘違いしないようにしましょう。

 

固定電話はどうする?

ADSLを利用しているときには電話回線を使っていたため、今後固定電話をどうするか決めなければなりません。ドコモ光でもドコモ光電話といって、ネット回線を使った電話サービスが提供されています。

 

そこで注意したいのが、昔10万円近くして買った固定電話回線をどうするか?といういことです。ドコモ光にしても、そのままアナログの固定電話を残すことも可能です。「最近固定電話はほとんど使っていない」「スマホや携帯電話での連絡がほとんど」という方は、ドコモ光電話に変えてしまってもよいかもしれません。

・ドコモ光を使った電話回線
・ドコモ光回線の月額料金と別に月々500円かかる
・番号はそのまま引き継ぎが可能
・通話料がお得になる

今まで固定電話を使っていたとしたら、基本料金が1,700円はかかっていたことになります。それが月々500円の費用で済むのですから、固定電話を使い続けるより安くなります。

 

しかし注意したいのが、事務手数料がかかる可能性があることです。NTT西日本、NTT東日本の固定電話番号を残す場合、固定電話の休止工事料として2,000円請求される場合があります。ドコモ光とドコモ光電話を同時に申し込むと、基本料金が安くなります。

・ドコモ光電話

基本工事料・・・担当者がこない場合1,000円、担当者がくる場合4,500円
基本機能・・・1利用回線ごと1,000円
ドコモ光電話バリュー・・・1利用回線ごと1,000円
ナンバーリクエスト・・・1利用回線ごと1,000円
同番移行・・・1番号ごと2,000円

このまま固定電話にして基本料金1,700円を払っていくか、初期費用をかけてでもドコモ光電話にすべきかは考える必要があります。

 

ドコモ光+ドコモ光電話、+ドコモ光テレビオプションの合計が29,000円を超える場合、29,000円ごとに3,500円がかかります。

 

NTTの固定電話を持っているメリットは?

・災害時に強いといわれている
・フリーダイヤルも利用できる
・FAXが利用できる
・信用情報にも使える

固定電話の基本料金を1,700円支払い続けると、このようなメリットがあります。災害時はみんなが携帯電話を使うため、固定電話のほうがかかりやすいです。固定電話を持っていると、住所が特定している証拠にもなるため、住宅ローンなどの審査の際に信用情報としても使えます。

 

また、社会人として固定電話を持っていると信用が得られます。子どもがいると学校に自宅の連絡先を教えますが、連絡網で携帯電話番号の人は少ないです。子どもがいて固定電話を持っていないというのは、少し恥ずかしい思いをします。

 

一人暮らしでドコモ光は必要か?

ドコモ光をおすすめするのは、あくまでもファミリー世帯です。一人暮らしなら携帯のデザリングでも十分ですし、たくさん使うならモバイル回線でも十分です。光はかなりのスペックがあって、100人で使っても余るくらいです。

 

一人暮らしでも自宅でパソコンを使った仕事を長時間やっているなら別ですが、一人暮らしでそのような生活をしていても、持ち出せるモバイル回線のほうが便利だったりします。光回線は持ち出しができませんから、家庭で24時間バリバリに使うくらいのスペックが必要です。

 

ファミリー家庭で家族1人ごとにパソコン、スマホ、携帯電話を持っていて、動画もバリバリ見て、携帯電話やスマホがドコモなら、ドコモ光のメリットがあるといえます。

ADSLからドコモ光に乗り換えるデメリット

もしあなたがYahooBBのADSLを現在利用し、メールアドレスはYahooのものを使いたいとしましょう。ドコモ光にすれば当然プロバイダがドコモに変わってしまうため、Yahooのメールアドレスは引き続くことはできません。

 

他社のADSLの場合は、ADSLから光回線に乗り換える場合でも、メールアドレスのみを月額数百円支払うことで継続ができたりします。Yahooはそういったサービス提供はないので、YahooBBのメールアドレスをそのまま引き継ぎたいなら、ソフトバンク光(光コラボレーション)かYahooBB フレッツ光を申し込むしかありません。

・ソフトバンク光

NTTが各プロバイダに光回線を卸して、各プロバイダが独自に光回線サービスを提供するものです。フレッツ光より格安な月額料金を提示するところもあります。ドコモ光も光コラボのひとつです。NTTがNTTドコモに光回線を卸す?と思うかもしれませんが、NTT系の会社にもいろいろいあって、NTTとついているからといって同じ会社ではありません。

・YahooBB フレッツ光

NTTが提供するフレッツ光に申し込み、プロバイダをYahooBBに指定する申し込み方法です。NTTからの請求と、Yahooと2つの業者から料金を請求されます。

結局ドコモ光でお得になる人は?

携帯電話やスマホがドコモの場合、ADSLからドコモ光に乗り換えることで安くなります。光シェアパック30では最大3,200円割引となるためです。というか、携帯電話やスマホをドコモにしていないと、そもそもドコモ光に申し込めませんが・・・

 

スマホがauならau光がお得になり、スマホがソフトバンクならソフトバンク光がお得になるといったシステムです。auやソフトバンクユーザーでなくても申し込めるけど、ドコモはドコモユーザーしか申し込みはできません。

 

ドコモ光はネットではあまり評判がよくないようです。「思ったより割引率がよくない」「回線速度が遅い」「勧誘がある」などです。割引が悪いと感じるのは、プランが多すぎてどのプランが一番安くなるのかわかりにくいからです。そのためのドコモショップなので、安くしたい方は直接ドコモショップに聞いたほうがいいです。

 

勧誘があると感じるのは、携帯やスマホのドコモユーザーに対し、ショップを利用したときにドコモ光の勧誘があるから。回線が遅いと感じるのは、光コラボだと少ない回線をわけあっているイメージがあるのも影響しているのでしょう。実際にフレッツ光に申し込んだからといって、体感速度は思ったほど上がりません。光回線というのはそういうものなのです。

・ドコモ光をおすすめする人

家族みんなの携帯電話やスマホがドコモの場合です。たくさんの人と分け合うほうが、1つの契約ずつ利用するよりお得です。家族1人がソフトバンク携帯、1人がau携帯、1人が格安SIMといった使い方だと、ドコモ光はお得になりません。

・ドコモ光をおすすめしない人

20室以上のマンションに住んでいると、フレッツ光のほうがお安くなる場合があります。そもそも家族が1人だけという人や、家族の携帯電話やスマホの契約先がバラバラなら、ドコモ光は必要ありません。

結論

携帯電話やスマホがドコモを使っていて、家族が多いならドコモ光に乗り換えるべきです。家族がいないで一人暮らしの方、家族のスマホがドコモ以外か格安SIMなら不要です。もしかしたら、スマホにそれぞれ格安SIMを使い、家庭でのネットはモバイル回線やADSLのままのほうが安いかもしれませんよ。

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